新しい始まり

さてさて、

私事であれなのですが、

めでたくフルタイムで自分のやりたい仕事を

見つけることができました！




就職先は、

ソーシャルワークプログラムで勉強していた時の１年目の実習先。




カナダ、またはアルバータに越してきたばかりの移民の方々に

情報、相談、オリエンテーション、といったサービスを提供する

非営利団体です。


こういう分野をこっちでは、Settlementといいます。




その実習先では、カナダに来て初めての仕事（サマージョブ）をもらい、

実習、仕事を通して様々な経験をさせていただきました。


ソーシャルワークのプログラムの生徒は

卒業後に実習先で就職することが多いです。



プログラム２年目は自分の勉学、バイト、そして相方の事情で

ほんといっぱいいっぱいだったので、１年目の実習先に

ちょっと挨拶に寄ったりすることはあっても

仕事というかボランティアでもちゃんと関わることがなかったのですが、

私が最後に取っていた授業が終わる５月頃から、

やっぱりSettlementのエリアで頑張っていきたいなぁ

と思うようになりました。



このエリアで仕事をしたいと思ってソーシャルワークに入ったわけだし、

自分にはやっぱりこのエリアが合っていると思うし。



しかし、このエリアで仕事を探すとなったら難しい。

市内には片手で数えるほどしかないSettlement agencies。

それに、スタッフのターンオーバーも頻繁にはなく、

決して需要があるものではありません。


あとは、空きがあっても、インターナルだったり。

公表して募集しているのを見つけても、

需要の多い言語が喋れる人優先だったり。
（もちろん日本語はない）

競争率も高くなるし。




だから、２，３ヶ月このエリアの仕事を探すのを頑張って

何も手ごたえなさそうだったら、もっと違う仕事にも目を向けよう、

という気持ちでした。



６月ぐらいから、募集していなくても

市内のほとんどのsettlement agenciesの

ディレクターや人事部の方にレジュメを送りつけました。

「今は募集していないようですが、近い将来、

そういう事がありましたら、ご検討を…」という感じで。



ほとんどから返事が来ました。

「今はないが、ファイルに入れておく」と。

Acknowledgementだけでもありがたかったです。



もちろん、実習でお世話になった所にも

一番の願いをこめて

意気込みとレジュメを送りました。


返事はほかと同じ。

「ファイルに入れておきます、

あと、レフェレンス(推薦状)が必要であれば教えて」と。




まぁまだ夏だし～、とお気楽な気分で

バイトをしながら、募集だけは毎日チェックしていました。

Settlement counselorだったり、似たようなポジションだったり

３件ぐらいはダメ元で送って、やっぱりだめでしたね。

電話来なくてがっくりきちゃってる私。
（そんな３件でめげるなって話）



そんな中、実習先でお世話になったスーパーバイザーから電話が。

というのも、そのスーパーバイザーがもうすぐ転職するということで

きっと空きがでるから、また連絡してみなさい、と

声をかけてもらいました。



ということでもう一度、ディレクターにフォローアップすることにしたのでした。

結果からすると、

私がフォローアップをして２，３週間経ってから、

ディレクターに直接会いに来てと連絡があり、

そのミーティングの場で快くジョブオファーを受ける事にしました。





９月から始まった私の新しいポジション。


去年の夏にパートタイムで雇ってもらっていた時に比べると

タイトル（肩書き？役職？）は同じで基本的には仕事内容も同じ。

ですが、今の私のポジションはアウトリーチプログラム下。

アウトリーチのコンセプトについてはこちらから⇒アウトリーチとは？



つまり、団体のオフィス内ではなく、

図書館や公立の学校で＝コミュニティー内

でクライアントを見つけ出し、サービスを提供するという活動です。



これが、難しいの！





まぁ仕事内容については詳しくはかけませんが、

この仕事に就いて、

難しいこと、楽しいこと、色々と見つけて

テーマにして書いていきたいと思います。




新しい始まりです。

ちょっとなかなか思い通りに仕事が身につかず、焦ってしまい

ボスに話してみると、

今はhoneymoon phaseだから心配するな、と言われてしまいました。



何が何でも、このphaseからうまく抜け出すぞ！

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